
平成29年 9 月30日(土) に氷見市ふれあいスポーツセンターにて『地域いきいき臨床美術セミナー in 氷見市』が行われました。
日にち:平成29年9月30日(土)
時間: 14:00~16:00
会場: 氷見市ふれあいスポーツセンター
講師: 富山福祉短期大学 幼児教育学科 教授 北澤 晃
臨床美術士スタッフ:寺田陽子・沢田奈美枝・渡邉恭子・南本清美
内容: “頭ひらめき、心きらめき、健康づくりアート”のすすめ(30分)
アートプログラム(80分)
「線と色のコラージュ」
参加者/45名
はじめに、氷見市地域包括支援センター所長よりごあいさついただきました。
続いて、富山福祉短期大学 幼児教育学科 教授 北澤 晃 先生より、臨床美術はアートプログラムを行うことで右脳が活性化し、認知症の予防や子どもの創造性の育成、大人のメンタルケアに効果が期待でき、絵の描き方や内容によって、脳の活性化する部分や程度が異なるという説明がありました。
続いて、「のばして混ぜる色遊び」のプログラムでオイルパステルに慣れていただきました。
初めて臨床美術を体験された方も完成した作品を見て思わず笑顔になり、グループごとに見せ合って、お互いの作品を褒め合う場面もありました。
続いて脳の仕組みや脳がどのように時間を捉えていくか、普段は左脳で物事を考えたりしているが、臨床美術は左脳モードから右脳モードにシフトしていくプログラムになっており、その人その人が持てる力を今に集中させ、今ここ、今ここ、今ここ…その瞬間のプロセスを楽しみ、みんなが生き生きする場となるという説明がありました。さらに、臨床美術を継続して行った受講者の「いきいき観」が上昇しているデータも示されました。
続いて、「線と色のコラージュ」を制作しました。
オイルパステルによる 線、面、点など思い思い の色で重ねて描き、そ の画面を切り、組みか えることで、思いがけな い抽象画ができあがります。
最後に鑑賞会を行い、作品全てについて、臨床美術士によって良いところが述べられました。
会場中が笑顔に溢れ、みなさんで楽しい時間を共有しました。
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