
銀の櫂アートHPに「研究室」なるカテゴリーをつくりました。現時点では、Web上の存在ですが、いずれシェアアートを実践するためにアクションを起こすことも念頭に置いています。
シェアアートとは何か?現在のこのワードに関する考え方は、以下の何れかではないかと思います。
1.アート作品をレンタルするなどによって共有する。
2.お互いのアートを共有しながら応援し合う。
3.複数の人が制作に関与し、作品をつくり出す。(共同制作)
私が考える「シェアアート」は上記の何れのものとも違い、アートプログラムなどによって複数の人々が意味生成空間を共有するアートを指します。したがって、私の定義では、臨床美術をはじめ、プログラムアートは全て、「シェアアート」であると考えています。また、学校教育の場で行われる「図画工作」や「美術」の時間も、教師が計画するプログラムによって展開することから「シェアリングアート」であると言うことが出来ます。
さて、この「シェアアート」がどうあるべきかということを考えていきます。関連する学問分野に課題を開き、シェアする者同士が生き生きとケアし(=学び)合える在り方を研究すべく、「研究室」を設置します。
今後、シェアする者同士をシェアアーティストと呼ぶことにします。したがって、全ての人がシェアアーティストなのです。
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